清流が育む酒米 ー 吉賀町産五百万石の魅力

五百万石は、日本を代表する酒米の一つであり、特に淡麗でキレのある日本酒を生み出すことで知られています。昭和30年代に誕生し、新潟をはじめとする北陸・中国地方で広く栽培されてきました。その特徴は、大粒で心白(米の中心の白い部分)が大きく、吸水性が安定していること。これにより、酒造りの際に均一に磨くことができ、雑味の少ないすっきりとした味わいの日本酒が仕上がります。

吉賀町立戸の農家・永安さんもこの五百万石を栽培しています。高津川の源流域という恵まれた環境のもと、清らかな水と豊かな自然が五百万石の米作りを支えています。この地域特有の気候や土壌が、力強い生命力を持つ酒米を育て、酒に個性をもたらします。

sumikawaの日本酒にも、この五百万石が使用されています。高津川の源流をイメージし、アルコール度数はやや高めに設定。香りは控えめながらも、しっかりとした味わいを楽しめる仕上がりです。さらに、清流の美しさを表現するため、青い瓶を採用しています。五百万石の特性を最大限に活かし、過疎地・吉賀町ならではのテロワールを表現したお酒です。

PAGE TOP